見どころ・評価
主人公・龍一が抱えるのは、過去のトラウマから来る勃起不全。その悩みを偶然再会した年上の冬子に打ち明けることで、物語が始まる。彼女の「私抱いてみる?」という台詞は、救済であり誘惑でもあり、ここからドラマが大きく動く。夏樹との関係を進めたい一心で始まったはずが、冬子との肉体の相性に溺れてしまう龍一の姿は人間臭くてリアル。ストーリー性と心理描写がしっかりしているから、ただの抜き作品ではなく“読ませるエロ漫画”として成立している。
裏筋部屋作品らしく、心理描写とエロ描写の両方に説得力があり、“ドラマで抜かせる”タイプの一冊。しっとりと背徳的な人妻ものが好きな人には特に刺さる作品だと思う。